小数

小数は新しい種類の数ではありません。姿を変えた分数 — 分母が10か、100か、1000の分数です。0.7 は 7/10 0.35 は 35/100小数点は、整数がここで終わり、10分の1がここから始まる、という目印にすぎません。

位は何を言っているのか

位取りは、小数点の右でも点の左とまったく同じ仕事を続けます。右へ一歩ごとに、10分の1に小さくなります。

百の位十の位一の位·10分の1の位100分の1の位1000分の1の位
100101·1/101/1001/1000

3.47 = 一が3つ + 10分の1が4つ + 100分の1が7つ。

「1分の1の位」はありません。決まりごとは「どの位もとなりの10分の1」であって、十の10分の1は一、一の10分の1は10分の1です。小数点は境目のしるしであって、鏡ではありません。

大小くらべ — けた数が多いほど大きい、ではない

一歩ずつ:

  1. まず整数の部分を比べます。
  2. 整数が同じなら、10分の1の位、次に100分の1の位、と一つずつ。
  3. 長さがふぞろいなら、そろうまで0を足します。

0.9 と 0.35 → 0を足す → 0.90 と 0.35 → 100分の90 が 35 に勝つ → 0.9 の勝ち。

これで防げる間違いは、0.35 を「三十五」、0.9 を「九」と読んでしまうことです。小数点の右では、最初の位がいちばん重い — お金とまったく同じで、0.90ドルが 0.35ドルに勝つのは見た瞬間にわかります。くらべ方に迷ったら、お金に置きかえてみてください。

たし算とひき算 — 小数点をそろえる

  1. 小数点がたてに一直線になるように数を書きます(短いほうは0を足します)。
  2. 整数のときとまったく同じに、位ごとに足すか引くかします — くり上がりもくり下がりも、点をまたいでそのまま働きます。
  3. 答えにも、同じたての線の上に点を落とします。

3.7 + 1.25 → 3.70 + 1.25 = 4.95 5.2 − 1.84 → 5.20 − 1.84 = 3.36(くり下がりは、点をこともなげにまたぎます)。

点をそろえると、10分の1の上に10分の1が、100分の1の上に100分の1が乗ります。分数に通分が要るのと同じ理由で、同じ大きさのかけらの個数しか足せないのです。かわりに端をそろえてしまう — これが定番の間違いで、10分の1と100分の1を同じ大きさであるかのように足してしまいます。

かけ算 — 小数点以下のけた数を数える

  1. 点を無視して、整数としてかけます。
  2. かける数二つの小数点以下のけた数を、合わせて数えます。
  3. 右からそのけた数だけ入ったところに点を置きます。

0.4 × 0.3 → 4 × 3 = 12 → 2けた → 0.12。

2.5 × 0.3 → 25 × 3 = 75 → 2けた → 0.75。

0.4 × 0.3 は (4/10) × (3/10) = 12/100 です。かける数はそれぞれ自分の ÷10 を持ち寄り、答えは両方を受け取ります。1より小さい小数をかけると答えが小さくなるのも同じ理由です — 何かの「10分の4ぶん」を取っているのであって、何分のいくつかを取れば、もとより小さくなります。0.4 × 0.3 = 0.12 が「かけ算は増えるはずなのに」と感じられたら、直すべきはその直感のほうで、答えではありません。

わり算

小数を整数で割る — 点はまっすぐ上にあがる

いつもどおり筆算をします。答えの小数点は、割られる数の点の真上に乗ります。

7.5 ÷ 3 → 2.5(7 ÷ 3 = 2 あまり 1。くり下がりで10分の1が15個になり、15 ÷ 3 = 5 で、10分の1が5個。)

小数で割る — 割る数が整数になるまで両方を10倍

  1. 割る数が整数になるまで、両方の数を10倍します(必要なだけ何度でも)。
  2. あとはふつうに割ります。

12 ÷ 0.4 → 120 ÷ 4 → 30

「12 に 0.4 はいくつ入るか」は「120 に 4 はいくつ入るか」と同じ答えです — 両方が10倍になったので、入る個数は変わりません。答えが 12 より大きいのも正しいことです。小さなかけらは、たくさん入るものだからです。1より小さい数で割ると増えるのは、1より小さい数をかけると減るのと同じ理由です。

小数の四捨五入

決めるのは1文字。そろえたい位のすぐ次の数字です。5以上なら切り上げ、4以下ならそのまま。

4.56 を小数第1位まで → 次の数字は 6 → 4.6 4.32 → 次の数字は 2 → 4.3

四捨五入そのもの、そして計算する前に見積もりに使う方法は、見積もりと四捨五入にひとつのガイドがあります。

有名どころを、そらで

小数分数百分率
0.51/250%
0.251/425%
0.753/475%
0.11/1010%
0.21/520%
0.333…1/333.3%

この数個で、日常の計算のほとんどが片づきます — 10%ひとつでどこまで行けるかは百分率のガイドに。(0.333… が循環するのは偶然ではありません。分数の小数が止まるか永遠にくり返すかは分母が決めます — その物語は、アプリの分数の小数が止まるか循環するかの理由のレッスンがきちんと語ります。)

名前をつけておく値打ちのある間違い、三つ

アプリでちゃんと学ぶ

アプリは小数をひとつづきのレッスンの段ばしごとして教えます — 以下はどれも、図と練習問題つきのレッスンです。

置き場所はすべて、アプリの学習タブの小数のレッスンです。

小数はお金と成長の話へ続いていきます。増減の百分率、逆算の百分率、単利と複利、物価の上昇、ローンの返済 — どれも同じ位取りを時間の上で使うだけで、小数・百分率・利息でまとめて扱っています。

ゲームで練習する

小数のトピックは、小数第1位・第2位までのたし算とひき算を鍛え、次に 0.4 × 0.3 のような小数のかけ算、ハードモードでは 12 ÷ 0.4 のような小数で割るわり算まで — このガイドが教えた動きそのものを出題します。

あなたの番

三問だけ — 正解だと思うものをタップしてください。

0.3 + 0.45

0.6 × 0.2

いちばん小さいのはどれですか?

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